下の下の下に控え、一番辛くて苦労ばかりの大変な仕事を受け持っている。
それが神の働きだ。
みんなが上に上に行きたがる。
一番になりたがる。
嫌な役から逃げたがる。
少しでも楽な方へ、得な方へと傾いている。
そうした中で、自ら進んで下に下り、陰にまわり、目立たず認められずとも、
喜び勇んで感謝しながら嫌な役を引き受け、一番辛くて大変な下働きをする者は
世の中の宝だ。
誰かがやらねばならぬなら、誰かが背負ねばならぬなら、
それを自分が引き受けるという強く美しい魂の持ち主だ。
そこには、自分の力を示したり、知識をひけらかしたり、
頭の良さを見せつけたり、能力を誇示する心などはさらさら無い。
冬の朝の澄み切った空気にも似た清々しさがそこにある。
感謝しつつ喜び勇んで下働きをする時、神の心が少しはわかるのかも知れない。





